森林コラム
     
 
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《巨樹を訪ねて》
 
森林コラムSeries―――No.1 「オブ山の大杉」

オブ山の大杉
   

夏の一日「オブ山の大杉」に会いに行ってきた。その大杉は、秋田県と岩手県の県境に連なる奥羽山脈の真昼山地に1,000年以上も生え続けている。
車で秋田県大仙市太田町を東に向って走り、川口渓谷沿いの林道を登っていくと右手に立て看板が見えた。

車を降り(駐車出来る空地少しあり。)一息つき、対岸の大杉に向った。川のせせらぎの音が耳に心地よい。下っていくと川に出た。水がとても綺麗で口を漱ぐ。川風が汗をひいてくれる。
飛び石伝いに向岸についた。登り始める。結構きつい。北岳、富士山、登った山も少しはあるが、その時々が一番きつい。頃よい所で休憩すると実に気持ちよい。

水筒の水を飲み、広葉樹林の中を再び歩き始めひたすら登って行くと、大杉が威風堂々と立っていた。

幹周り12.4m、樹高34m、何で、どうして、ここに1,000年以上も。
周囲の木々と何を語らってきたのか。帰路、中里温泉で汗を流し帰宅した。

■オブ山の大杉
◎幹周/12.4m
◎樹高/34m
◎推定樹齢1,000年以上
所在地/秋田県大仙市太田町太田字真木山国有林

あきた県産材利用センター 吉田
 
 

 
森林コラムSeries―――No.2 「浅舞のケヤキ」

浅舞のケヤキ
   

浅舞のケヤキ 通称 槻木 秋田県指定天然記念物
大木の側に建つ立て札にこう書いてある。

大阪に大槻市という市があるが、やはり大ケヤキいや槻木が市名の由来なのか。

ともかく樹高25メートル(指定時は35メートル)、幹回り8.3メートル、3月初旬のこの季節にしては周辺に雪も無く、季節がら葉の落ちた四方に伸びた枝が樹齢500年を超えると言われるこの偉大な大木が持つ力を感じる。

この地の人々何千、何万、いやもっともっと多くの人達をこの大木は見てきたものと思う。

すぐそばに、ハリザッコと呼ぶトゲウオの生息する琵琶沼があり、樹木と水、地域のみんなに大事に守られてきている様子が強く感じられた。

当地の名物「長まんじゅう」を買い帰路についた。

■浅舞のケヤキ
◎幹周/8.3m
◎樹高/25m(指定時は35m)
◎推定樹齢500年以上
所在地/秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞219


あきた県産材利用センター 吉田
 
 

 
森林コラムSeries―――No.3 「筏の大杉」

   

「筏の大杉」やはり大きい。
前にたたずみ、見上げると威風堂々としている。
今は合併し横手市となっているが、旧平鹿郡山内村筏地区にある。

樹齢推定600年、春、夏、秋、冬 雨、風、雪、時には暴風雨、豪雪、身に受けながら今も立ち続ける。

江戸期の紀行家 菅江真澄もこの大杉を見ている。「斎杉周囲8尋」、紀行文「雪の出羽道」で紹介している。

2月中旬横手市では「かまくら」が行われ国内各地から訪れる。かまくら見物とともに足をのばし、筏の大杉(約15分位)を訪ねて見てはどうでしょうか。また、この地区を走る県道を少し奥に進むと「三ッ又温泉」があります。こちらもお勧めです。

■筏の大杉
◎幹周/1,180p
◎樹高/44.2m
◎推定樹齢600年
所在地/秋田県横手市山内筏字植田表56

■三ッ又温泉
所在地/秋田県横手市山内三又字甲79
電話/0182−53−5100

あきた県産材利用センター 吉田
 
 
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