森林組合ってどんなとこ?
【2008-01-10】
若い頃には県の「枝打ちコンクール」で1等賞を受賞したという、細川和夫組合長に話をうかがいました。
『この地区は秋田杉の造林地としては最適地。価格面など厳しい環境ですが、組合員に少しでも恩恵があるよう頑張っています。』
『国の環境対策などが追い風となって、間伐事業が進んでいます。今後は、伐り捨て間伐から収益間伐へシフトされていくと思います。年間1,000ヘクタール程ですが、本来はその倍以上やらなければ良質な山林はできません。』
組合員4,374名、所有山林25,655ヘクタール、管内は1市3町(能代市、八峰町、藤里町、三種町)。職員には組合員との意志疎通を常に図るよう求めているという。
『施業計画策定など、組合員の方々に十分に納得してもらわなければ、今後の森林施業は進みません。組合員との信頼関係が最も大切なのです。』
『松食い虫対策での伐倒駆除など、技術的なノウハウはどこにも負けないと自負しています。』
『若い技能職員の育成に力を入れていまして、有望な人材が育ってきていますよ。』
と、力を込めて語ってくれました。
『来年着工予定の能代市の小学校二校で使う材は、樹齢や材質などで同程度の材を揃えることが大事。とすれば、同じ山から伐り出すのが一番ですね。』
『小径木を扱う製材工場が無くて。。。』と、木材業界へ注文も。
75歳とは思えない若々しさで話してくれました。
(能代市木材振興課 船山富雄)
特派員1号です。4年前に秋田県に越して来て、木材について研究する仕事をしています。仕事柄、いろいろな工場や森、建築現場などを見せていただく機会が多いので、うかがったことなどを報告したいと思います!
【2007-03-23】
昨年(平成18)年9月、秋田県北部の能代市にある「(株)くどうはじめ材木店」を訪ねました。
ひらがなで「くどうはじめ」です。分かりやすいですね! 国道七号線から切石地区方面に少し入ったところです。
「くどうはじめ」は社長さんのお名前でした(工藤肇さん)。対応してくださったのは社長と専務です。
「材木店」と言うと、私は町の「材木屋さん」をイメージしますが、ここは丸太を挽いて加工し、製品を出荷する工場のようです。
工場の中を見せてもらいました。
原材料は、主に地元の天然秋田杉(天杉)と秋田スギ(造林スギ)だそうです。
この地区は秋田スギ産地の中心に位置しています。
丸太は、国有林材を中心に森林組合から仕入れ、時には、自ら林地に赴いたりもするそうです。すぐ近くに豊富な森林資源がある土地ならではの話だと思いました。
工場にはいろいろな在庫がありました。その中から買い手にあったものを選び出すこともありますし、建築設計者や施主の要望に応じて山に出かけたりもするそうです。お客さんの要望にできるだけ応えたいという信念と情熱があってこそのお仕事ですね。
社長も専務も素朴なお人柄で、事務所も手作り風の温かいところでした。
個人でコンタクトを取って製品を購入するのも歓迎とのことで、個人で何か買いたいなと思った時にはとてもありがたい存在かもしれません。私も早速、テーブルの天板になる厚い板が欲しいと思ってしまいました。
このような製材工場は、買い手の注文や市場の要望に応じて様々な製品を生産する「少量多品種型」になります。特殊な材もいろいろ取りそろえていますので、「果たしてこんなのあるかしら?」と躊躇するようなものも、まず尋ねてみたらどうでしょう? きっとあれこれと相談に乗ってくれると思います。
(株)くどうはじめ材木店について以下もご覧ください。
1)本サイト内「企業・製品のご紹介」
2)(株)くどうはじめ材木店の自社ホームページ http://www.it-akita.ne.jp/~akitasugi-kudo/
(特派員1号)
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