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日本一の秋田杉!!

日本の生き物の中で一番背が高いのは?

秋田県北部の能代市二ツ井(のしろしふたつい)町に、仁鮒水沢(にぶなみずさわ)植物群落保護林があります。天然秋田杉が林立する中で一番背が高いのが、58メートル。ちょっとしたビルディング並みですね。 (右の写真)

平成8年、当時の秋田営林局長が、全国各地の背の高いとされている木を計測し直してもらいました。全国各地にある60メートル級の案内のある木も、実測値は58メートルを上回りませんでした。その結果をもってスギ日本一を宣言し、現在に至ります。

町の名所から「きみまち杉」と名付けられたその杉は、仁鮒水沢植物群落保護林のほぼ中央に位置し、周囲の杉と樹高を競い合うように立っています。この林は昭和22年に保護林に指定され、現在まで、天然秋田杉の代表的な林として様々な研究や観光に役立っています。

約18.5ヘクタールの指定区域内に2800本ほどの天然秋田杉が文字通り林立する様は、大変な迫力です。林内には「きみまち杉」以外にも50メートル級の杉がたくさんあります。トチ、ブナ、ミズナラなどの広葉樹も混在しています。四季の移ろいとともに様々な表情を見せるこの仁鮒水沢植物群落保護林は、行くたびに新たな発見と感動を得る事ができます。

杉(スグ→スギ)は文字通りまっすぐ伸びる木です。

アメリカ合衆国には100メートルを超える木もあるそうです。日本では「きみまち杉」が樹高日本一に名乗りを上げていますが、少し調べると、日本国内にもまだまだ「日本一」があるようです。樹高の計測の根拠が統一されてない等の問題点はあるというものの、環境省が公開している巨木のデータベースには80メートルを筆頭に60メートル以上とされているのものが83本も登録されています。

今の時点では各本を検討できていませんが、いろいろ奥深いものですね。今後の宿題とさせていただきます。

ちなみに、「きみまち杉」は、いわゆる三角測量のほか、ラジコンヘリを飛ばして計測しています(日本テレビ「所さんの目がテン」第723回2004年3月14日放送分より)。

(つづく…)

工藤 晃(こう)2007年4月
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