ここでは秋田杉の買い方についてお話しします。といってもそんなに仰々しいものではないのですが、少々回りくどく、私見を交えながら述べてみます。 他の商売のようにインターネットを活用した販売に慣れていない(慣れようとしているところですが)私たちの製品は、電話とファックスによるやり取りが最もスムーズです。
一言に秋田杉といってもご存知の通り様々な種類があります。種、苗、立ち木、枝、樹皮、丸太、製材品、加工品、チップ、大鋸屑(おがくず)など。さらに、樹齢や木目、色、大きさ、仕上げ方、組み方など、用途によっていろいろ考えられます。
かつては、電話帳に載っている会社名から取り扱い製品を予想し、不安な気持ちを持ちながらながら問い合わせをしたものでした。
しかし当ポータルサイト『秋田 杉の王国』がその問題を解決!!!!
各社ページの取り扱い製品項目を参考に電話やファックス(もちろんe-mailも!!)でどんどん問い合わせてみましょう。それでもなんとなく迷ったら『あきた県産材利用センター』へ!
欲しいものがあるかないか。注文に対応してもらえるか。納期はどの程度か。納材はどうするか(配達?引き取り?)。支払方法はどうするか。 以上羅列しても特殊なことはありませんが、同じ大きさでも使い方によって、木取りが違う場合があるので、何に使うかを最初に話したらよいでしょう。
関東某地に住む小学生のヤスオ君は夏休みの親子工作に、木の椅子を作ることにしました。
「ママ、木の椅子作ろうと思うんだけどちょっと変わったの作りたいんだ。めずらしい木とか使ってさ」
お母さんのアイコさんは(あそこのホームセンターにいったら何でもあるじゃない)と言いかけて「あ、そういえばママの育った秋田はアキタスギって有名な木があったはずよ、ちょっと調べてみようよ」
ヤスオ君とアイコさんは早速インターネットで「アキタスギ」を検索しました。「なになに、秋田杉の王国?企業の紹介?あら、ここの会社ママの実家のすぐそばよ。いろんな製品を扱っているみたいね。ちょっと聞いてみるね。」
アイコさんはメールのやり取りよりも手っ取り早い電話での問い合わせをしてみました。懐かしい秋田弁を聞きながら、簡単な椅子の作り方を話し合いました。
結局、樹齢80年丸太を高さ45センチメートルにそろえたものを送ってもらい、ヤスオくんとアイコさんとで紙ヤスリで仕上げることにしました。
数日後届いた丸太は、思っていたよりもずっしりして、ササクレや、キズも目立つものでした。「ママほんとに紙ヤスリできれいになるの?」 「うーん、絶対大丈夫だって聞いたんだけど.....」半信半疑で紙ヤスリをかけてみると「あらヤスオ、どんどん削れてきれいに なるわよ」「わぁ、なんか模様みたいな線がでてくるね」「きっとこれが年輪よ、一年に一本ずつ増えていくみたいよ」「自分でやるのって楽しいね」
などと話しながらアイコさんとヤスオ君は、秋田杉の椅子を完成させました。
学校まで運ぶのは大変だったけど、友達や、先生と本物の秋田杉に触れ、みんなでこの木の育った環境や、取り扱う人々のことをかんがえました。
秋田杉はみなさんに使われるのを待って秋田の山でゆっくり伸び続けています。
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工藤 晃(クドウ コウ)
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